出産って怖い。
「鼻からすいかって言うし・・・」
痛いのは怖いですよね。
欧米では割合として日本より高い無痛分娩。
とにかく痛いのが大嫌いで少しでも気楽に産んでみたいと思い決意。
沖縄で2子とも無痛分娩で出産しました。
沖縄では少ない無痛分娩ですが興味のある方の参考になれば幸いです。
無痛分娩やってよかった。
- 計画分娩のため夫のサポートをフルにしてもらえる
- 多少の痛みの軽減になった
- 出産後の子育てへの体力温存ができた
- 仕事復帰までのタイミングが早くても体調を早く戻せた
無痛分娩とは
無痛分娩に興味ありますか?私はお医者さんではないのでしっかりした説明ではなく説明してもらった内容を紹介させていただきます。
硬外膜麻酔による無痛分娩という方法で違う病院ながら2回とも同じ方法だったので、メジャーな方法のようです。
これは背中から背中かた脊椎の中硬膜外腔というスペースに細い管を挿入し、そこから局所麻酔薬を注入する方法です。
硬膜外麻酔をするうえで気を付ける点
1.血圧低下の可能性
2.アレルギー反応によりショック状態になる場合や留置したカテーテルによる出血や感染、神経損傷が引き起こされる危険性
3.陣痛が弱く吸引分娩になることもある
4.脊椎変形等により硬外膜麻酔の出来ない可能性あり
5.順調に経過している分娩のみ対応
仲地レディースクリニック説明より
これらの説明を妊娠7か月目あたりまでに意思の確認があり、先生から説明と同意書をもらい進めていきました。
注意事項にも書いてある通り、順調に計画的に進めるこの分娩方法は夜間に破水してしまったりすると対応できないことがあるのであくまで希望程度で進めていく形になります。
これは私の出産を経験した場所2か所とも同じ方針でした。
沖縄の無痛分娩の現状とメリット
2021年現在無痛分娩ができる場所が少なくなってきています。
私が2018年に第1子を産んだ時には「ハートライフ病院」や「アドベンチスト・メディカルセンター」なども無痛分娩を行っていたのですが、現在は行っていないようです。
欧米では無痛分娩は一般的だと言われていますが、日本ではまだまだ普及しておらず沖縄に関して言えばもう2件しか検索でヒットしませんでした。
病院数は少なくて無痛分娩に対して不安になりましたが、私の場合痛いのが本当に嫌いな気持ちと恐怖心が強かったことと、経験した先輩がいたことから
- リラックスして出産することができる
- 出産に伴う体力の消耗が少なくできる。
- 体調の回復早い分子育てへの対応がしやすくなる
- 計画的に産めるので、家族の立ち合いがしやすい
というアドバイスをもらって
1人目の出産の時は「1度目で痛すぎていやになったら、2人目を産む自信がなくなってしまう」と無痛を決心しました。
2人目の時は「みんなが自然に産めているんだから、私にもできるはずという思いもありましたが…1度目が失敗っぽかったので経験したい。とにかく楽して産めるなら少しでも楽して子育てに力を注ぎたい」と思いで無痛に決めました。
旦那も意志を尊重してくれ、「楽して産める方法があるならそれでいんじゃん。費用面に関しても気にするな」と言ってくれたことも背中をおしてくれました。
実際に無痛分娩での出産を経験して上のメリットは当たっていたと思っています。
第2子誕生 仲地レディースクリニックレポート
無痛での出産の選択しがあり比較的自宅から近いことから、”仲地レディースクリニック”さんにお世話になることに決めました。
妊娠中期の頃に無痛分娩の希望を先生に伝え、説明を受け同意書をもらいました。
費用は通常入院費に加えて7万プラス。
36週に入り毎週も検査で赤ちゃんのサイズを確認し2500gを超えそうになって初めていつ出産するかの日程の相談が始まりました。
計画分娩である無痛分娩は1日1人と決まっているので早い者勝ちな面があるようです。
ちなみにこの院での無痛分娩お産数は結構な数がいることを問診の際に質問して安心したのを覚えています(具体的な数を答えてくれたのに忘れてしまいなした…すみません)。
私が日程を決めたのは38週頃でその時も1週間は予約で埋まっていて次の週に予約が取れました。
当日朝いちで来院し最終の説明を受けました。
「二子目であることと前回も出産が速かったことから早いかもしれない」と言われましたが、「促進剤が効かなくて陣痛がうまく来ない場合その日で産むことを断念することもある」と言われました。
その後、陣痛室のような部屋に案内されました。
点滴にて促進剤が投与されました。全然余裕です!!
2時間後くらいからうっすらお腹が痛いような気持になりました。なんか痛くなってきたなと思いましたがまだ耐えられる程度。
とりあえず陣痛を感じてきたことを看護師さんに報告しました。
通常子宮口6cm程度からは麻酔がスタートできるとのことで
しばらくして、麻酔を入れるためのカテーテルの準備のため隣の部屋の分娩室へ移動ーー。
「カテーテル入れてそのあと昼食だー」と軽い気持ちで部屋を出ました。
痛いけどまだ平気な気持ちで、分娩室についてからの触診で子宮口の確認。
6cmいけてるから準備しようねと言われて約30分程度の待機(おそらく他の分娩と重なってしまってるが故の待機)の間に….一気に進んでしまい陣痛の波が大きくなってしまいました。
(今思えば触診で大きく刺激になったんだろうなと思いました。)
痛すぎて痛すぎて痛みの逃がし方が分からず悶えながら、背中をできるだけ曲げカテーテルを入れてもらいました。
その後先生がどの程度子宮口が開いているか見てみると
もう最大の10cmまでひらいてる!!!
慌てて分娩の準備がスタート。
麻酔は入っているはずなのですが、とにかく「痛い」。
焦りすぎて麻酔を追加され「背中が冷たいのを感じますか」という問いにも、
「わかりません。感じないくらい痛いです」と余裕なし。
結果的に麻酔を入れてすぐいきんでいいよと言われて、先生の吸引もあり2回程度のいきみですっぽんと出産!!!
超スピード出産になりました。
本来ではお昼ころにカテーテルをいれて3時ころに出産できたらいいねーと言われていたはずなのに、1時にはベイビー誕生!!w
記録!分娩所要時間約3時間!w
今回は計画だし痛くなく産めると期待していた分、スムーズすぎてかなり誤算の出産でした。
しかし確かにいきむ際にも痛かったではありましたが、出産時にカテーテルを入れる際の悶えるほどの痛みではなかった気がすることから、どうにか麻酔は効いていたのかなと後になって思いました。
本来は少し痛い程度で産むこともできるようですが、私のようなケースもありますよw
第1子出産 ハートライフ病院
現在は無痛にての出産を行っていないとのことですが、第一子の時の無痛の感想も書いておきます。
この時も計画分娩で産む予定だった予定日の前日の真夜中、友達からアドバイスをもらいYouTubeでいきみ逃がし方の動画を視聴してシュミレーションしてから就寝。
1時間経ったかなくらいで突然
「!!!!!?」
なんか生理の時のドバっとでたような変な感覚・・・と思ってベットから立ち上がると、
チョロチョロと水が出てる気がーーーびっくり!!もう一歩歩くとドバドバドバーと・・・
これは破水か?と慌てて病院に連絡。
夜中から病院に急いでいくと子宮口は4cmとのこと。
陣痛はまだ来ていなくまだまだ気持ちは余裕でした。
でも、夜中であること破水してしまったことから、計画的ではないため自然分娩になるとのことで…残念。
あと一日だったのに・・・。
数時間後、自然に陣痛がきてどんどん強くなってきて分娩室に移動。
無痛を期待していた分怖い覚悟ができなかった私は、寝る前に見たいきみ逃しを実践しながらへこんでいました。
朝方になり先生が到着すると先生から「いちお、オペ室予約できたから10時まで我慢してねー」と言われました。
「できないと思っていただけにラッキー。」
でも、もう十分痛いよーと思いながらようやく時間が来てオペ室へ移動。
カテーテル入れるために背中を丸めないといけないのですが痛すぎて曲げきれない・・・。
何とか入れて戻ってくるともう子宮口9cmでほぼ全開・・・!!!
麻酔入れてるはずですが痛いんですけど・・。
「麻酔が回るまでの時間が足りてないのかなー」と言われながら、「もういきんでいいよ。」と言われました。
波に合わせていきむが、「どこに力入れればいいのかわかず、どーしたらいいのだ・・。と困惑」
「う〇ちの時のようにすればいいのか?う〇ちが出たらどうしよう・・・恥ずかしいからいやーーー」など考えていると、
先生がお腹を押してくれて加勢。
今思えばそんなこと考える余裕があるのは麻酔のおかげか??笑
何回もいきんでるとやっと出てきましたーーー。
2,3時間は麻酔のためそのまま分娩室に待機してから麻酔が切れたころに病室は歩いてきました。
無事産めてよかったと安堵しつつ破水して無痛の計画が狂ってしまった出産でした。
あとがき
いかがでしたか?
私のようなケースは正直なんとか麻酔まではやったけど失敗したケースだと思いますが、こんな人(ケース)もあるんです。w
でも私はやってよかったと思ってます。
少なからず麻酔は効いていたと思いますし、私はやっぱり痛いのは嫌い。
それに二回とも安産で早く産めたのは麻酔で変にいっぱいの力が入らずリラックスできていたおかげなのかなと。
産みの痛みを知らないと子どもを愛せないとかいう人もいますが、結局子供がかわいく思えるか、周りがいかにサポートしてくれるか、ストレスの自己発散方法を知っているかが重要だと思うから痛みなんて関係ない。
こんな経験でも同じ無痛分娩にしようか悩んでいる人の参考になれば幸いです。
そして、沖縄にももっと無痛分娩を対応してくれる病院が増えることを願います。
おまけでお祝い御膳紹介しています。
最後は毎回太らないように食欲との勝負だったので、お祝い御膳は最高のご褒美です!w
1人目で準備用品に悩んでいる方はこちらもよろしければ読んでみてください。
そして、このアプリも子育てに大活躍の必須アイテムです。
忙しい中読んでありがとうございました。感謝。
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